姿勢が肩こりの原因? 肩こりの原因と痛みをやわらげる方法

 

姿勢が肩こりの原因?  肩こりの原因と痛みをやわらげる方法

 

肩が痛い、重い、とにかくつらい! 国民の多くが悩む肩こり……

あなたは、肩先が前にまるまり、猫背になっていませんか?

悪い姿勢が原因の肩こりは、どうしたら解消できるのでしょう。

姿勢改善のポイントを中心に、肩こりの原因と対策をご紹介していきます。

 

 

 

1. どうして、こんなに肩が痛いの?

 

首や肩への負担の蓄積と、首や腕を支える筋力の低下が主な要因です。
それでは、何が負担になるのでしょう?

 

1.1 肩こりは現代病

パソコンやスマートフォンの普及により、長い時間、同じ姿勢をとる人が増えていますね。
長時間のパソコン作業により、姿勢を保つ筋肉が疲れてしまい、どうしても悪い姿勢になってしまいます。

作業中画面に集中したり、目が疲れて見えづらくなると、顔がモニターに近づき、頭をささえる筋肉に大きな負担が……。

 

また、マウス操作が多い方は、右手と左手の位置が違うので、体が常にねじれた状態になります。

左右の筋肉がアンバランスに緊張して、首や肩、背中のこりの原因になってしまうのです。

 

スマホの長時間使用も、現代病のひとつですね。必ず下向きになるので、重い頭を支え続けなければなりません。

また、画面を見るために、スマホを持った手の方向に首をかしげることになり、首をひねる筋肉にも負担がかかります。

寝ながらスマホの人も多いでしょうが、うつ伏せでの操作は、頸椎や腰椎にも負担をかけるので、避けてくださいね。

 

1.2 食いしばっていませんか?

 

仕事に集中している時、イライラしている時、時間に追われて急いでいる時、力仕事をしている時など、あなたは歯を食いしばっていませんか。
食いしばるといっても、上下の歯が接触しているだけで、歯・歯茎や顎関節、そして首や肩の筋肉に負担がかかるのです。

近年、歯科医院では、TCH(歯列接触癖)やブラキシズム(口腔内悪習慣)との診断で、マウスピースが処方されていますね。

歯ぎしりをしたり、緊張しやすい人は要注意ですよ。

自転車運転中も、食いしばって肩に力が入り易いので、気を付けてくださいね。

 

1.3 最強の敵:ストレス

 

人はストレスを感じると、自律神経の交感神経が興奮して、体が戦闘態勢になります。神経や筋肉が緊張し、肩に力がはいります。

長時間あるいは、強いストレスは、肩こりの大きな原因となります。

 

ストレスを感じない仕事や家事はありませんし、健康や経済的な不安、死への潜在的な恐怖からは逃れることはできません。

また、ストレスは、心理的なものだけではなく、騒音や振動、気温・気圧の変化や湿度、臭いなどの環境からも受けます。

仕事や生活上のストレスから逃れる術は、なかなかありませんが、なんとか上手に解消したいものですね。

心地よく感じる趣味を楽しむことは、解決法のひとつかもしれませんよ。

 

1.4 他にもこんな原因が

 

目の疲れや鼻・耳・喉・歯・歯茎の炎症も原因になります。特に腫瘍や内臓性の肩こりには注意が必要ですね。

痛みがだんだん強くなったり、じっとしていても激しい痛みを感じ、
痛くて目が覚めるなどの症状があれば、必ず専門医の診察を受けてください。

また、肩から腕や手指がしびれたり、感覚がにぶい、力が入りにくいなどの場合は、早めに整形外科を受診しましょう。

 

 

2. この方法で、痛みを和らげましょう

リンパケアと筋膜リリースの体操をご紹介します。

2.1 リンパに注目!簡単キラキラ体操

停滞したリンパ液の流れを改善して、肩こりを和らげましょう。

おすすめの簡単体操は、「さとう式リンパケア:肩こり解消法」です。

 

まず、両肩を軽く回して、痛みの具合をみます。

イスに腰掛けてリラックスし、始めましょう。

 

※左肩がつらい場合

1. 右手の親指を左のほうれい線、薬指と小指で左の耳たぶを挟む

2. 右手のひらを、頬(ほほ)にふんわりと触れる

3. 左腕を、だらーんとおろした状態にして、左手のひらは外側に向ける

4. 鼻から息を吸って、口からゆっくり吐く、腹式呼吸(2回)

5. 左手で、ゆっくりグーパーする(4~8回)

6. 左指をのばして、手のひらをキラキラする(ドアノブをひねる動き)(4~8回)

7. 右手のひらで、左首に軽く触れ、3~6を繰り返す

8. 右手のひらで、左胸(鎖骨の下)に軽く触れ、3~6を繰り返す

9. 右手を左わきの下に入れて、3~6を繰り返す

10. 右手のひらで、左肩甲骨に軽く触れ、3~6を繰り返す

11. 右手のひらで、左肩先に軽く触れ、3~6を繰り返す

12. 右手のひらで、左側の二の腕に軽く触れ、3~6を繰り返す

両肩を軽く回してみて、痛みの具合を確認しましょう。

 

※参照・参考:さとう式リンパケア(月見歯科クリニック 佐藤青児歯科医師) http://www.lymphcare.org/

 

 

2.2 筋膜を伸ばして、こわばり改善!

各メディアで注目の「筋膜リリース」です。竹井仁教授発案の、ご自分でも簡単にできる、運動療法ですよ。

 

右肩が痛い場合、左の首肩から始めます。

まず右手を左肩の上に置き、左肩が上がらないように押さえます。

首をゆっくり右へ倒していきます。倒す角度は、痛みを感じない程度にしましょう。

 

次に、右耳を右肩の前に出すように、首を左側に捻ります。

20秒ほど保ってから、今度は鼻を右肩に近づけるように、首を右側に捻ります。

同様に、痛い右側も慎重に動かしてみましょう。

痛みを我慢して無理に捻らないように、注意してくださいね。

呼吸は止めないように気をつけ、できればゆっくりと腹式呼吸をします。

 

※参照・参考:NHKためしてガッテン http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20150909/index.html

 

3. おすすめの肩こり対策は、これ!

 

肩こり対策は、首肩への負担の軽減と、疲労の解消につきます。

 

3.1 姿勢に気をつけましょう

肩こり解消の第一歩は、正しい姿勢を身体に覚えこますことです。

立位を横から見て、耳・肩先・股関節・膝・くるぶしが一直線上にあるのが、正しい姿勢です。

 

肩こりに悩む多くのかたは、猫背で巻き肩(肩先が前方に変位)です。

まずは、お腹に軽く力をいれて、少しお腹をへこませます。これだけで、せすじが伸びるはずです。

つぎに、両腕を体から少し離して、手のひらを外側に向けながら、ゆっくりと後方へ引いていきましょう。

巻き肩の矯正におすすめです。

 

最後に両腕をだらんとして、両肩をゆっくりと上げていきます。

限界ですこし力をためてから、軽く後方に引いてストンと瞬間的に力を抜きます。

その状態が、肩関節の正しい位置です。気がついた時だけでもよいので、できるだけその姿勢を保つようにして下さいね。

 

3.2 パソコン作業中は、ここに注意

モニターの位置が一番重要です。必ず顔の正面に、画面がくるようにしてください。

また、高さにも気をつけましょう。特にノートパソコンは、かなり下向きになってしまいます。

できれば、外付けのキーボードを使用し、本体は台に乗せます。モニターが、目線よりわずかに下になるように調整しましょう。

 

マウス操作時は、両手の位置と両肩の高さが、左右同じになるようにしてください。

体のねじれや、骨盤のゆがみの予防になりますよ。

 

3.3 食いしばりの解消は根気

上下の歯をわずかに離し、舌先を上の歯の裏側に軽くつけた位置が、理想です。

口は、開けないように気をつけて、意識してこの状態を保ちましょう。

 

最初のうちは、すぐに食いしばりに戻ってしまいますが、気にしないでください。

とにかく、気付いたら「歯を少し離す」を繰り返します。

根気良く続けているうちに、いつのまにか食いしばりが軽減しているでしょう。

 

まとめ

 

筋肉が疲れて硬くなった状態が、肩こりの正体です。疲労をためないことが、最善の対策です。

お風呂で温めて血流をよくし、ストレッチでゆっくりと筋肉を伸ばせば、ある程度は回復するでしょう。

しかし、仕事や生活習慣で悪い姿勢を続けている間は、原因がなくならないので、また再発します。

 

この悪循環を断ちきる方法は、日常の「気付き」ではないでしょうか。

日頃から、悪い姿勢や食いしばりに気付いたら、その時だけでもよいので、直すように習慣づけてください。

また、難しいことですが、なるべく30分以上は、同じ姿勢でいないように気をつけてくださいね。

 

 




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